東武バスイースト 2914

 
↑2914＠柏駅西口交差点

2914号車は、西柏営業事務所所属の2014年式のエルガです。2014年8月ごろに僚車の2913･2915と共に西柏営業事務所に投入され、2001年式の2542･2543･2544を置き換えました。
外観は、前年度に投入された車両とほぼ同様で、車内も変化はないようです。車体の社名表記が2012年式より”東武”から”東武バス”へと変更されましたが、西柏営業事務所管内では、2013年式とこの2914号車が含まれる2014年式の7台のみとなっており、目立つ存在となっています。

東武バスイースト 2558

↑2558＠南柏駅付近

2558号車は、沼南営業所に所属している2002年式の7E架装のKL-LV280L1です。この2558号車より、コスト削減のためサッシの無塗装化や後部換気扇の省略などが行われたため、前年度投入車とまた違った印象となっています。また、”東武バス”表記の無塗装サッシ車は、東武バスグループ全体でもこの2558号車1台のみであり異彩を放っています。


↑他車と形状の異なる肘掛け
座席配置や車内床材は、前年度投入車と変わらなかったものの、窓サッシが銀色になったため、印象が異なって見えます。また、座席の肘掛けの形状が2001年式とも2003年式とも異なっており、当車独自の仕様となっています。

この2558号車は、2001年式や2003年式の7E架装車に混じって、沼南営業所管内の各路線で運行されています。

東武バスイースト 2545

↑ 2545＠南柏駅付近

2545号車は、沼南営業所に所属している2001年式7E架装のKL-LV280L1です。翌年の投入分より、コスト削減のためサッシの未塗装化などが行われたため、このタイプの車両は沼南営業所ではこの2545と僚車の2546の2台のみの在籍となっています。同様の車両は西柏営業事務所にも在籍していましたが、こちらは一足先に除籍されてしまったため、東武バスイーストでは沼南営業所の2台のみとなってしまいました。
車内は、床はグレー、壁面はアイボリーの化粧板で纏められ、車椅子スペースにはこの年代の東武バスでは標準のロングシートの折りたたみ座席が装備されています。なお、座席モケットは2006年以降に導入された車両と同様のものに張り替えられています。

2013年ごろより、前面に国土交通省の自動車点検整備推進運動実施中と書かれた横断幕が掲げられていましたが、2015年4月ごろに外されました。また、5月下旬ごろにナンバーステーが取り付けられるなど前面の変化に富んでいます。

東武バスイースト 9884

 
↑9884＠新柏駅

9884号車は、沼南営業所所属の2007年式ブルーリボンⅡです。CNG車の2809号車が東武バスウエスト坂戸営業所に転出したため、その代替として坂戸営業所から転入してきました。
東武バスイースト管内では唯一となるブルーリボンⅡですが、PJ規制のためライトが2つ目であり、外観的にはエルガと変わらないため、いまいち目立っていない印象です。なお、車内は座席モケットがエルガと異なっていますが、それ以外に違いは無いようです。
沼南営業所管内の各路線で満遍なく運用されています。


社番：9884
登録番号：柏200か･118
所属：東武バスイースト 沼南営業所
型式：PJ-KV234L1
年式：2007年式

東武バスイースト 2595

↑ 2595＠南柏駅東口 2014年6月27日撮影

2595号車は、沼南営業所所属の2003年式のCNGエルガです。この車は燃料に軽油ではなく、より低公害なCNG(圧縮天然ガス)を使用した車両となっています。投入当初は、西柏営業事務所に配属されていましたが、2013年春ごろに2532･2533とトレードされ、僚車の2596と共に沼南営業所へと転属しました。
西柏時代は、主に市内循環や若柴循環、柏駅西口⇔キャンパス駅東口線などで運用され、沼南へと転属した後は、柏駅東口から名戸ヶ谷へ向かう柏28系統や南柏駅東口発着系統で主に運用されていました。

2014年7月に新車の2911･2912が沼南営業所に投入されると、CNG車ゆえの使いにくさからか、2545や2546などの経年車を押さえ、2596と共に先に廃車となりました。また、この2台の他に2629と2809の2台が配置されていた沼南営業所のCNG車は、2809が東武バスウエスト坂戸営業所の9884とトレードされ坂戸営業所へと転属したため、2629の1台のみとなっています。

社番：2595
登録番号：野田200か･221
最終所属：東武バスイースト 沼南営業所
型式：KL-LV280L1改
年式：2003年式